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参観日の思い出(贖罪)

子供の参観日に行った。若い女性の担任の先生が国語の授業をしていた。入道雲をどのように表現するかについて、子供たちに先生が質問。子供たちは元気に「もくもく」「にょきにょき」など手を上げて発表して、和やかに進んでいった。真面目な先生はその都度、「にょきにょきっていいね~」「雲の様子が想像できるなあ」などと褒める。

そのうちある子が「もっこり」と無邪気に発言。一瞬の空白。親たちに走る妙な緊張感。先生はひと呼吸置いて、「もっこりかあ。いいね~」と褒めた。敢えて復唱して事も無げに進める方法を取ったか。その手練手管。当然何事もなく授業は進行した。俺一人がドキドキしていた。素敵な瞬間に出会えたことを神に感謝。あんなセリフをああいうシチュエーションで聞けたことにマジ感謝。もっこりいいね…もっこりいいね…(エコー)

まあこの程度のことは教師をやっていたらしょっちゅうあるんだろうし、百戦錬磨の母親たちも歯牙にもかけないレベルなんだろうけど(「歯牙にもかけられない」というのもそれはそれで興奮しますが)、あの頑張りやで強気な感じの先生が、若干躊躇して(してないかもしれないが)口走っていただいたという状況がたまらない。学校って素晴らしいな。

ちなみに我が子は頑張っていたと思う。あまり記憶にないのが申し訳ないんだが。